ヨーコ モレレンバウム

・文学者

 

「私は日本人ではないのですが、母がオノヨーコの大フアンで、名前がヨーコになったのです。

日本に来て今年で15年目。日本文学の研究をしています。清少納言が主な研究テーマです。

お茶の水女子大で教え始めてからは3年目です。

 

最近、ヨレレ・ンデゲオチェロの新作「顔のない鳥」を読みましたが、まことに素晴らしかったです。

短編集なのですが、その短い一編を読むたびに、三時間の密度の濃い映画を見たような

疲労感と充足感があるのです。

原作は英語で書かれているのですが、日本語訳も本当に素晴らしかった。

これほど素晴らしい訳も珍しい、というほど。

翻訳家の神宮寺美津子さんは、素晴らしい才能の持ち主で、同じく翻訳家の勝田義一さんとご結婚されました。

それで神宮寺さんの訳した作品は、ずっと勝田さんが裏で翻訳をしていたんだろう、という陰口があったのです。

読む人が読めば全然スタイルが違うことがわかるのに。女性に才能があることが許せない人って多いですね。

2年前に勝田さんがお亡くなりになられて、今回のこの素晴らしい作品が出て、色んな意味で感慨深いです。

 

私は毎朝新聞で月に一度書評を書いているのですが、内容については是非、明後日の朝刊の書評を読んでください。

 

ハヅさんとの出会いですか?この近くのワインバーです。

肉まんが名物なんです。ワインというより、肉まんがメインのバーです。

 

そこで意気投合したメンバーで、先日は肉まんパーティーを我が家で開きました。

本当に美味しい肉まんでした。その時はワインではなく紹興酒を飲みました。

私の夫は料理学校の教員なのですが、夫とハヅさんが、今度肉まん屋を開こうかと相談していました。テイラーハヅのアトリエの前にセイロを出して売るんだとか。

商品の生地が肉まん臭くなりそうです。

 

このスーツは「麻のスーツが欲しい」とだけハヅさんに頼みました。

そしたら綺麗な緑で驚きました。でも良い色です。

カエルの気分が少し分かりましたよ。

 

 

※撮影のため、この時に限ってマスクは着用しておりません